ワサビの営業をしてみると、ワサビは「なんとおもしろい植物」で、「なんとおいしいのだろう」と、しみじみ思います。
そんな私も実はワサビ産地の静岡県出身でありながらこの会社に入るまでチューブ以外のワサビと触れ合ったことはありませんでした。
日本原産の農産物で外国人にも人気のワサビですが、本ワサビに親しみを感じたりごく身近に感じている方は日本人でもそう多くないのではないでしょうか。ワサビをもっと身近に感じてもらい、一度くらいは本ワサビを「食べたことあります!」という方が増えると良いと思っています。
とはいえ、本ワサビは高級料亭や高級すし店で使っているイメージが強くなんだか敷居が高いし、実際本ワサビを手に入れたとしても、刺身につけて食べる以外思い浮かばない… という方が多いと思います。本ワサビ 1 本をゲットしたあかつきには、「1 本きっちり楽しみたい !」ですよね。そんな願いをかなえるべくおすすめの食べ方をご提案致します。実はスーパーでも本ワサビが売られていますので、是非試してみてください。
(三好アグリテック 静岡県ワサビ営業担当 y・k)
ワサビのおいしいすりおろし方
ワサビの切り口に赤~紫色の色素が輪状に入ることがありますが、ワサビに含まれる
アントシアニンが着色したもので、品質には問題ありません。ただし、すりおろした時
の色がややくすんだ緑色になることがあります。
この時、おろし金に対して水平にすりおろして下さい。
ワサビのすり口が斜めにならないように注意が必要です。(下記 注意!をご参照ください。)
注意!
- 斜めにすりおろしてしまうと辛味が出ずに味も落ちてしまいます
- すりおろし後 1~3 分で香り、辛味がピークに達します。すりおろし後、数十秒経ってから食べることをお勧めします
- ワサビの辛味成分は揮発性の為、時間が経つと失われてしまいます
- おろし金や鮫肌を洗ってから再度使用する場合、よく水気を切って使うことでワサビ
- の味が薄まらず、粘りも良くなります
ワサビを使った一手間で簡単なおすすめの食べ方
割と定番だけど本物の生ワサビを使うとワンランク、ツーランク上のちょっと豪華なおかずに変身するおすすめの食べ方をご紹介いたします。ワサビの香りがより一層食材のおいしさを引き立ててくれます。
お刺身
定番だけど、脂の多いマグロやトロと淡泊な白身やイカではワサビの辛味の感じ方に違
いがあります。ワサビとのマリアージュを感じながらお好みの量をたっぷりつけて食べ
ましょう。
焼肉orバーベキューでお肉と一緒に
脂の多い肉もワサビと一緒に食べるとあっさりして、おいしくたくさん食べられます。
さびめし
ごはんの上に山盛りのワサビと鰹節をのせ、醤油を回しかけて頂きます。
アボカドわさび醤油
例) おつまみ、+オイルでサラダのアクセントに。
ワサビマヨネーズ
例)野菜をディップ。ゆでたまごと混ぜてサンドイッチに。
ワサビ味噌
ワサビが余ったら味噌と砂糖と混ぜてワサビ味噌に。ごはんのお供、焼きおにぎりもおすすめ。
そのほか、チーズやオリーブオイルとも相性が良いのでパスタなど洋食にも合います。
ワサビの保存方法<ラップに包んだワサビ>
- おいしく召し上がる為、1 か月以内に召し上がることをお勧め致します。
- ワサビの表面が黒っぽくなることがありますが、水にさらしてたわしなどで磨いて頂くときれいになります。